2021/3/27  ↑

audio-technica ART-1000 MCカートリッジ65万円

YAMAHA GT-5000 レコードプレーヤー 66万円

最新モデルです。

私の話ではありません。

このページを見てくれている兄が最近購入したそうです。

さらに超高額アンプ類も増えています。

購入した販売店CAVINのページに紹介されていました。

往年の名機 オートグラフを聞き比べるシステム!! | CAVIN 大阪屋 札幌オーディオ・ホームシアター専門店|中古オーディオの販売・買取   » 導入事例・導入実績 (osakaya.com)

たまげました。

2018年1月11日更新

札幌の兄がオートグラフを買ってセットアップしたと言って写真を送ってくれました。

これを聴いたら、もうほかのスピーカーは聴けない。クラシックもボーカルもジャズも最高だと大喜びしていました。

真ん中のテレビは75インチだそうです

MacintoshMc275 修理  2017年11月18日

MC275の左側からブツブツと異音がでました。

すぐに出たり、しばらくしてから出たりです。

札幌の兄に相談したところわざわざ埼玉まで来て見てくれることになりました。

真空管を右左交換しても同じ症状。基板を外して、電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、抵抗、ソケット周りを観察します。

秋葉原に行って、いくつか部品を交換してみましたが、治りません。道具が揃っている自社工場に基板だけ持ち帰り修理してもらうことになりました。

しばらくして、電解コンデンサを全部取り替え、フィルムコンデンサも左だけ交換して戻ってきましたが、結果はだめでした。

やはり本体全部で見ないとわからないということになり、荷造りして札幌へ発送しました。

最初からそうすればよかったということですが・・・

 

調べた結果、原因がわかり始めました。

なんと、ブツブツ異音の原因は抵抗だったということです。

それから、右左のゲインですが、左が小さく感じていた原因も見てくれた結果、オシロの波形が異常であることがわかり、その原因がフィルムコンデンサであることが判明、交換した結果きれいな波形に揃ったということで写真を送ってくれました。

コンデンサは仮のもので行ったので左右同じものにした後、完成の予定です。

いや~プロはすごいね~

自分でできたら、さぞかし楽しかろなんて思います。しばらく前からちょっと勉強したりしましたが、ここまでは遥か彼方で出来ませんね。

お願いした兄は、農業用機械などの基板設計から制作まで行い、半田槽を使って量産する本格派です。

 

MC275修理   2017.111.16          

 調査の結果左チャンネルのノイズの原因は、12AX7のプレート抵抗の、劣化・不良

と判明。

 本来100KΩの抵抗が約220KΩ位になっていた。

 そのため熱などにより抵抗体が不安定になりノイズとして現れました。

 また、抵抗値不安定でプレート電圧が変動し、不安定な増幅がおこなわれアンプの増幅度が変動していたと思われます。

100K220Kに(本来焼損などで表面に異常がみられるのですが)抵抗値のカラー表示は100Kオーム

 

 

 交換した代替抵抗。

同じワット数が無かったので本来より大きな2Wタイプを仮取り付け。動作その他に問題はありません。

交換した抵抗は画面やや左の縦の水色抵抗

 

左右CHの周波数特性を簡易的に調べてみました。

CHは前回フイルムコンデンサーを交換しましたのでその状態で測定しました。

スピーカーの代わりにダミーの16オームの抵抗で測定しました。

 CHに同一信号を入力、アンプのボリュウムは左右とも最大にセット。

結果LCHに比べ、サインカーブでは100Hz1000Hzで約1/31/2の増幅度、

2000Hz20000Hzで約8割の増幅度でした。

 

修理前の

100Hz(他のHz掲載省略)

上がLch、下Rch

 修理前 矩形波100Hz(他のHz掲載省略)

矩形波では5000Hz辺りから再現性がLchに似て良くなっていますが、

5000Hz以下では矩形波の体をなしておりません。

 これは、カップリングコンデンサー等の容量低下で、低い周波数を通しずらくなっているものと思われます。

 サインカーブ波形でも増幅度の低下となって表れています。

 

 

 

 

chのコンデンサが 1 個不良なのがわかりました。

 容量が変動したのではなく内部のリード線が切れたように思われます。 アンプの初段位相反転回路がこれで動作不良となつた。

 0.1uF0.0uFに。

 

 

CHの前回交換したフイルムコンデンサーを計ってみた。 0.1uFあります、正常です。

 

 

 

 

左右CHの周波数特性を簡易的に調べてみました。

 以前、秋葉原電気街で購入した白っぽいコンデンサでテストしました。 左下の白いフイルムコンデンサーです。

以下の通り波形が揃いました。

 

 

チェツクしてみました。100Hz (0.1KHz)

揃いました。

上がLch、下Rch

 1000Hz1KHz

揃いました。

 

10000Hz10KHz

揃いました。